久しぶりの本気モード!さぁっすが6年!
11月22日~23日、いつも大変お世話になっている、北九州の
「長尾ビーンズ」さん主催の強化合宿に参加させて頂きました。場所はバス釣りでも有名な頓田貯水池のほとりにある「玄海青年の家」でした。今回の合宿では、1年生2人を含む新チームの初試合が見られるかもという期待もあり、非常に楽しみに日田を出発しました。
=第1日目=全チーム総当りでの練習試合でした。男子は日田ファイヤーキッズ・長尾ビーンズ・糟屋JVBC・高須・大宰府西・そして広島県から、今年の全国大会3位の辰川ジュニアという6チームが参加。強豪ぞろいで、正直「今のチームで勝てるんかいな???」と思いました。事実、この日は1勝したのみで、あとは
「全敗」!僕もファイヤーを3年間見てきましたが、こんな事は初めてでした。まあ、勝とうとしてないんだから当たり前か・・・
しか~しっ!!いいこともありました♪期待していた新チームが、初の試合出場を果たしました!(拍手~!)
監督もかなり気合が入ってます!今回はリョウスケがいなかったので、ノゾムが入ってくれました。で、記念すべき初の対戦相手は、古豪の「大宰府西」さんの新チーム。どうなることか、ドキドキで試合が始まりました。

緊張感が出まくりのシン・フク・トワです。6年生がぴったりくっついて指導してます(笑)

アッキーのまなざしは、まるで幼稚園の先生のよう・・・(笑) リクも打ちまくりました!

1セットマッチで行なわれたこのゲーム、終盤はいい感じに展開でき、そして
記念すべき初勝利!このスコアは、本当に嬉しかったです。みんなにも見せたかったですね~、本当に!チビッコたちもテンション上りまくりでした!
試合直後のシンの言葉 :
「めっちゃ面白かった!」だそうです!チビッコたち、その調子でぐんぐん伸びていこう!(身長もね♪)
=第2日目=この日は、大会形式でのトーナメント戦となりました。午前中の勝敗により、午後のトーナメントの組み合わせを決定、2チームがシードとなる形で戦いました。
午前中は、前日と変わらない6年生のテンションの低さに、とうとう6年生はアッキー一人しかコートにいなくなりました。今回の合宿にアッキーはキャプテンとして参加しましたが、本当によく頑張っていました。なかなかモチベーションが上がらない6年生の中で、ただ一人気を吐いてチームを盛り上げ、そのガッツ溢れる気迫のプレーでみんなを引っ張りました。そして、そんなアッキーを新チームに加え、負ければ終わりのトーナメント初戦を戦いました!相手は昨日新チームが対戦した「大宰府西」のフルメンバー。いくらアッキーがいるとはいえ、さすがに厳しい白熱した試合となり、3セットをフルに戦いました。フクがよく頑張ってかなりトスが上り、アッキーとリクがスパイクを打ちました。シンやトワにもナイスレシーブが何本も出て、一回り大きくなった新チームを見ることが出来ました。新チームのチビッコたちにとっての初の真剣勝負。最初は緊張していたけど、3セットの間にみるみる成長したように見えました。そしてやはり光ったのはアッキーの「6年生らしさ」でした。やさしく、分り易く指示を与え、声で盛り上げ、プレーで魅せる。そして得点シーンでは本当に上手にチビッコたちを盛り上げてくれました。そして・・・新チームのチビッコたちが必死で戦った結果、
セットカウント 2-1 で初戦勝利!本当によく頑張りました。この試合には、監督・コーチも大満足♪監督も徐々に本気モードになってきました。しかし、本気モードが入ったのが他にもいました。そう、
6年生です! 後輩たちの白熱した試合を見て、応援する中で彼らにもようやく、本当にやっとスイッチが入りました!

久しぶりに監督の激が飛びます。いやぁ~、やっぱこうでなくちゃ!何だかファイヤーらしい雰囲気にだんだんとなってきました。そして準決勝、対戦相手は昨日も完敗した「長尾ビーンズ」。伸び盛りで最高にいい状態のチームです。実力はうなぎのぼり!昨日の試合を見た限り、勝ち目はありませんでしたが、さぁっすがファイヤーの6年生、
2-0のストレートで快勝!もはや、午前中までとはまったく別のチームになっていました。
そしていよいよ決勝戦。相手は「糟屋JVBC」!なんと、全国3位の辰川を下し、決勝にコマを進めました。さすが糟屋!やはりこのチームの実力は本物です!今回は何とか1セットでも獲りたい!

全チームが見守る中での決勝戦。 糟屋の選手の動きに脱帽! もはや師弟のような距離感の2人。
久しぶりに本気で戦った結果は2-0のストレート負け。19点までしかとらせてもらえませんでした。しかし、全国3位の辰川を破った相手と今の状況でここまで戦えたことは、6年生に色々な事を考えさせたのではないかと思います。今まで頑張ってきた事、流した涙、先輩から受け継いだもの・・・
スポーツである以上、必ず勝者と敗者が存在します。僕たちが追いかけているものはそのどちらでもありません。もちろん、勝つために日々全身全霊をかけてコートに立っていますが、決して勝利のみを目的にしてはいません。勝利を得るために積み重ねてきた様々な努力や経験・人との出会いこそが、僕たちにとって一番大切な「こころのたからもの」を与えてくれると思っています。勝敗はあくまでも結果であり、そのために「ベストを尽くす」事こそが、僕たちが学んできたことだと思います。

「絆を胸に」
この言葉の持つ意味はなんだろう・・・・・
自分にとっての「絆」っていったい何なのか・・・・・
全国大会に出場した選手も、1勝も上げられなかった選手も、そんなことはまったく関係なくファイヤーキッズの絆で結ばれています。戦績やバレーの技術など一切関係ありません。上を目指して、みんな同じ坂道を必死で登って行きました。その坂道の途中には、人それぞれに様々な障害があったのだけれど、みんな自分自身でそれをどうにかして、時には涙を流して乗り越えて行きました。自分が必死で登った坂道だからこそ、同じ坂道を登ろうとしている人を必死で応援したくなるのです。
絆を胸に・・・
君たちの「絆」は今、どこにありますか・・・・・
すみません、何だかおもた~い感じになってしまいましたが、最後に一言!
今回の合宿にお誘い下さいました「長尾ビーンズ・ビクトリー」の皆様、本当に有難うございました。色々とあって、あまりいい試合が出来ず申し訳ございませんでした・・・(謝!)ですが、私たちにとって本当にいい2日間となりました。きっと、先々忘れられない合宿となるに違いありません。
とても充実した内容でしたので、チーム関係者の皆様のご苦労は相当なものだったこととおもいます。この場をお借り致しまして、改めて御礼申し上げます。お世話になりました。今後とも、ちっちゃいチビッコファイヤーをどうぞ可愛がってやって下さい。本当に有難うございました。
また、対戦頂いたチームの皆様、指導者の皆様に、改めて厚く御礼申し上げます。有難うございました。
from 今月より父母会会長に就任いたしましたリクパパ♪
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