今年もまたこの季節がやってきました。毎年、たくさんのストーリーを刻んだファイヤーキッズたちがそれぞれの道を歩み出す、別れとスタートの季節。今年のファイヤーキッズは6年生が不在のため、チーム内に感傷的な雰囲気はありませんが、OBの選手たちがまたそれぞれのストーリーを歩み始めました。

2010年2月7日、OBのユウヤが見事、「春高バレー」大分県代表の座を勝ち取りました。ジュニア時代のライバルたちと今はチームメイトとして戦うユウヤを会場で精いっぱい応援し、みんなで勝利を分かち合うことができました。親元を離れて自分の道を突き進むその姿は、かつての彼ではありませんでした。「男」になっていました。本当に嬉しくてたまりませんでした。おめでとうユウヤ!君の背中をたくさんの後輩たちが見ています。決して妥協することなく、自分の道を突き進め!!

もう一つのスタートもあります。OBのタツロウ&ショウヘイが、ヤングクラブチーム「ひた排球団ユース」を卒団しました。ショウヘイは地元の高校でOBの先輩たちと春高を目指します。そしてタツロウは、先ほど紹介したユウヤと同じ高校に進学し、やはり春高を目指します。夢が叶うのなら、この2人が来年の県大会の決勝戦で戦い、その試合前の始球式のイベントでファイヤーキッズがサーブを打って欲しい・・・そんな夢のようなことを想像できることが夢のようでもありますが・・・(笑)
ということで、3月はたくさんの別れと新しいスタートが待っています。我が日田ファイヤーキッズクラブも、明日の「21年度総会」をもって父母会役員が新しい体制に切り替わります。この1年間、父母会会長としてたくさんの「たからもの」を見つけさせていただき、チームのみなさんと応援してくださった方々に心から感謝でいっぱいです。3月1日からは新たな会長のもと、いよいよこのチームにとっての本番のシーズンがスタートします。2大会連続の全国大会出場から、1回戦敗退という天国と地獄を経験した彼らが、2年計画の集大成を見せるときがついにやって来ました。流した汗と涙は、決して君たちを裏切ることはありません。仲間を信じ、自分を信じて突き進もう!
どうか私たちにも、いつまでも輝き続ける「それぞれのストーリー」が描けますように・・・ リクパパ
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