報告が遅くなりましたが、ファイヤーキッズたちの2010年の戦いが終わりました。
応援頂きました本当に多くの皆様方に、この場をお借りいたしまして厚く御礼申し上げます。本当はお一人お一人のお名前を書かせていただこうと思い、書きかけましたが、とても書ききれないほどのあまりにも多くの皆様の応援を頂いていることを改めて実感させられ、断念いたしました。
2010年のチームの全国大会での結果はみなさんご存知の通り決勝トーナメント進出は果たせませんでしたが、小さな6年生が2名というメンバー構成で、しかもアタッカーが1人体調不良で欠場するという逆境であったにもかかわらず、予選を通して2勝を挙げ、今のチームとしては「ベストゲーム」と言える内容の試合ができたことは、来年以降、非常に期待が持てる結果であったと思っています。また、来年以降のメンバー3名が全国の舞台でコートに立てたことは、チームにとって大きな財産となりました。
同じ場所を目指して共に戦ったたくさんのジュニアバレーボーラーたちや、ご遠方より足をお運び下さったたくさんの仲間たち、暖かく惜しみない応援を下さった日田市民の皆様の期待に応えられなかった部分もあるかと思いますが、選手たちは「結果」以上に大きな大きな「たからもの」を手にしたに違いありません。
≪2010全国大会 Rikupapa's photo ≫
今回、3度目となったファイヤーキッズの全国大会。出場経験を積むごとに、いろんなことが見えてくる気がします。勝ちたくて勝ちたくて、必死でボールを追いかけたけど、その思いが実らなかった2005年、2006年。そんな先輩たちとの絆を胸に、強い気持ちで戦い抜いて掴んだ全国の舞台。何もかもが初体験で、すべてにドキドキだった2007年の初出場。県大会2連覇を成し遂げ、連続出場に沸いた2008年。現在のチームになって、屈辱の県大会初戦敗退を経験した2009年。そして、そこから本当にみんなで頑張ってきました。選手はもちろん、指導者である監督・コーチ、2008年のメンバーであり、精神的にも支えてくれたマネージャーも本当に頑張りました。体格・年齢ともに恵まれないチームが勝つためにどうすればいいのかを寝る間を惜しんで必死に考え、一切の妥協をせずにここまで育てて下さった監督には本当に感謝の一言に尽きます。また、そんな私たちの監督・選手たちを励まし、助言下さったたくさんのチームの指導者の皆様にも、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
東京から戻って最初の水曜日。2011年の新チームの練習がスタートをきりました。

毎年のことで懐かしくも感じますが、初日から監督の激が飛びます(笑)
2人の6年はこの日から中学生チームに入っています。

3月のU-14九州大会を目指して、リクはセッター練習を始めました。
長いようであっという間のファイヤー生活。1年生で訳もわからずに、終わりの時間ばかり気にしていたリクも、いつの間にかチームを引っ張る役目になり、全然成長出来ないままあっという間に最後の夏が終わってしまいました。しかし、チームとは良くできたもので、成長が無いキャプテンをカバーするかのように、副キャプテンのトワが精神的にも素晴らしく成長してくれました。身体能力は高いがアホなキャプテンと、体格には恵まれていないけどしっかりものの副キャプテン、なんとも不思議なバランスで成り立っていた2010年のファイヤーキッズでした。
しかし、5年生以下の後輩たちは、そんな2人の姿を見て成長していきます。いい部分も悪い部分も、すべてが影響していきます。これから残された半年間をどう過ごすのか、ここからがファイヤーキッズの最上級生としての真価が問われる時です。今まで自分たちが受け継いできたように、後輩たちにしっかりとその絆をつないで欲しいと願っています。
最後になりますが、リクパパ個人として一言書かせて下さい。
2010年の全国大会を目指した2年間、本当にたくさんの皆様のお力添えを頂きました。私どもの監督が、この2年間のスタートを切る際に記した「新たな挑戦!新たな絆!」という言葉を、いつも心に置いて活動してきた長い長い闘いの日々でした。そしてその結果、予想外に次々に現れる新たな課題に挑戦し、想像以上にたくさんの新たな絆を得ることができた2年間だったと思っています。僕にとっては、保護者として最後の夏を東京のコートで終えることができたことに心から感謝し、また誇りに思います。これまでチームとしても個人的にも支えて下さったたくさんのチームの指導者の方々や保護者の皆様に、心からの感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。これからリクとトワの2人は、「バレー部が存在しない」という、恵まれない中学校での環境を乗り越えなければならないかもしれません。しかし、これまで知り合った色んな場所にいる仲間を忘れず、逆境に立ち向かってくれるものと信じています。今後ともどうかよろしくお願いいたします。
さあ、2011年のホイッスルは吹かれました!
次のステージへ向けて、
「燃えろ!日田ファイヤーキッズ」
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